こんにちは! ナッツ缶と申します。
最愛の我が子・コッコのために、愉快な夫・オットットと共に日々奮闘する在宅フリーランスママです。
こちらの記事では、自分の身に起きた出来事と共に、簡易撮影ブースの作り方を紹介しております。
使ったのはなんと、マグネット付きクリアファイルとブックエンドと紙だけ!
こんな方にオススメ
- 簡易的でコンパクトな物でいいから、撮影ブースがほしい
- 100均で安価に揃えたい
- 簡単に組み立てられて、片付けもラクなものがいい
- そのうち使わなくなるかもしれないので、撮影ボックスやドールハウスを買うのはためらう
簡易撮影ブースを作ろうと思った理由
それは、記事用の写真撮影の段階で起こりました。
ブログを始める以前の問題が、目の前に横たわっていることに気が付いたのです。
部屋が……汚すぎる……!!
散乱するおもちゃ、バラバラになったお絵描きセット。
ダイニングテーブルを占領するプリントにチラシ、製作物。
全部捨てたと思ったらやっぱり落ちてるティッシュごみ。
掃除機で吸っても雑巾で拭いても、ジャリジャリ音を立てる食べこぼし……。
汚部屋……いや、廃墟か?
仕事に追われ、育児に追われ。
「炊事洗濯家事は死活問題に関わるけど、掃除はまあやらなくても死なないから……」と、後回しにしたのが運の尽き。
元気な幼児さんの散らかす速度に清掃が追いつかず、お片付けサイクルは崩壊。
そもそも私は面倒くさがり。そして夫は片付けが苦手なタイプの人です。
何を撮っても、不要な何かが写り込む。
これでは情報発信しようにも、いらん情報まで発信してしまいかねない。
大掃除はやるとして、並行して進めよう。
撮影ブース作りを……!
まず考えたのは、必要なスペースと予算
撮影ブースは必要だけど、マンションのため住居スペースには限りがあり、常設の撮影ブースは現実的ではありません。
そこで、まずは撮影したい物を元に、撮影に最低限必要なスペースを考えることにしました。
今回の私の場合、撮影したい物は以下の通りです。
- 描いた絵や工作
- 小さめのぬいぐるみ(俗にいう「ぬい活」)
- ミニチュア(家族全員シルバニアが大好きです)
- 購入した本や文房具、雑貨、アクセサリー、ちょっとした小物
幸い、さほどスペースは必要なさそうです。
とはいえ、ササッと準備ができてパパッと片付けられるなら、それに越したことはありません。
設営と撤収が簡単じゃないと、めんどくさがりの自分にはきっと扱いきれないし……(悲しい自己理解)。
次に、予算です。
我が家は絶賛育児中で節約中で、私は駆け出しフリーランス。
となれば、100均で買うのは決定事項でした。
最近は100均でも撮影ボックスやドールハウスが買えるようですが、残念ながら近所の店舗では取り扱いがなく……。
初めてだから「とりあえず」のお試し的な物が欲しいんだよな……
求める物全てが「そこになければないですね」状態だった100均でしばし立ち尽くしたのち、自作することを決意しました。
材料
用意した材料はこちら!
- ダイソー:マグネットクリアファイルA4 ×2
- ダイソー:ブックエンド(スチール製 縦20×横13.5×奥行き10cm) ×2
- お好きな紙や布(今回は数年前に購入したセリアのフォトジェニックシート「SEASON」「NATURAL」を使用)
お値段は税抜600円(税込660円)。
道具や工具の類は不要です!
作り方
まずは、ダイソーのマグネットクリアファイルについてです。
裏側に帯状のマグネットが2枚付いており、ファイルの部分は袋状になっております。
これをスチール製のブックエンドに近付けると……。
くっついた!
あとはクリアファイルの中に、手持ちの紙を入れれば完成!
ところがここで問題発生。
反射による写り込みがエグい!
自分の顔含む現実がバッチリ映り込んでおりました(つらい)。
あと、紙に厚みがあると出し入れしにくく、薄い紙だと破いてしまいそうです。
何とかならんものか……と試行錯誤しているうちに、奇跡が起きました。
静電気でくっついた!
今回背景に使用したのは、セリアのフォトジェニックシート「SEASON」「NATURAL」。
ある程度厚みがあるのとすべすべした質感が幸いし、クリアファイルとの摩擦で静電気が発生したのです。
そう。下敷きをこすって頭にかざすと髪がくっついて逆立つ、アレです。
自宅にあるA4のコピー用紙でもくっついたので、ある程度すべすべした紙ならイケそうです!
撮影例
テストを兼ねて、さっそく何枚か撮影してみました。
まずはクリアファイルを横長になるようブックエンドへくっつけてパシャリ。
カービィぬい(ハッピーセット)。帽子は100均材料で自作、うきわはセリアで購入しました。
シルクネコのたっちの赤ちゃんと、旧シカのたっちの赤ちゃん(シルバニアファミリー 赤ちゃんコレクション)
今度はクリアファイルを縦長になるようブックエンドへくっつけてパシャリ。
ハスキーのお兄さん(シルバニアファミリー)
ジュカインぬい@ポケドール
ジュカインぬいは高さ約17cmなのですが、背景2枚&床に1枚使用することで撮影ができました。
硬めの紙ならA4ファイルより大きい紙でもしっかりそびえ立つので、そうすればもっと大きい子でも撮影できそう!
磁石と布を組み合わせて白ホリ・黒ホリ風撮影も良さそうです。
これでようやく、背景や映り込みを気にせず撮影ができます!
そして、使わなくなったら本来の用途であるファイルとブックエンドとして使えば良いという安心感……。
「とりあえず、こういうのでいいんだよ」そんなあなたに
- 簡易的でコンパクトな物でいいから、撮影ブースがほしい
- 100均で安価に揃えたい
- 簡単に組み立てられて、片付けもラクなものがいい
- そのうち使わなくなるかもしれないので、撮影ボックスやドールハウスを買うのはためらう
そんな方は、ぜひ試してみてください!